京菓子図会「昔の和菓子」




拡大写真
右に盛った小豆練切は何に見えますか? 実は鹿の形をあらわしているんだそうです。茶色の練切に白小豆を煮込んだものを入れています。丸い背中がかわいい・・・。「深山の声」の菓銘は、おそらく『古今和歌集』にある「奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき」(猿丸大夫)にちなんでいるのでしょうか。
向附 羊羹
右前盛 小豆練切
左前盛 岡時雨

この木版画は、当店に古くから残る
和菓子の見本帳よりピックアップしたものです。

[「昔の和菓子」見本帳のトップページに戻る]

制作・著作権 甘春堂 1999.11-2004
当社のホームページ・記事等を無断に転載・コピー・転用することを禁じます。
お問い合わせはこちら。

[甘春堂の和菓子を見る] [甘春堂・店舗紹介へ] [京のお干菓子コレクション]